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組織概要

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2020年8月18日 一般社団法人フードシステム研究所・京都 設立

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代表理事 新山陽子 プロフィール

略歴

1974年京都大学農学部卒業、1980年同農学研究科博士課程修了、1984年京都大学農学部助手、講師、助教授を経て、2002年に教授、2017年京都大学名誉教授。2017年〜2022年3月まで立命館大学教授。京都大学農学博士。

専門分野

農業経済学、フードシステム論、農業経営学、食品安全論、リスクコミュニケーション論、消費者行動論

学会・社会活動
  • 日本学術会議会員(2005年~ 2008年)、同連携会員(2008年〜 2019年)、 日本農業経営学会会長(2008年~ 2010年)、日本農業経済学会会長(2012年~ 2014年)、日本リスク研究学会会長(2014〜2016年)、membre correspondante associée de l'Académie d'Agriculture de France(2020年〜)

  • 農林水産省農政審議会専門委員(1996年〜1998年)、内閣府規制改革推進会議委員(2018年〜2021年)など

  • NPO法人里山ねっと・あやべ代表理事(2000年〜 2020年)、京都府家畜改良増殖審議会委員(1992年〜2002年)、兵庫県食の安全安心と食育審議会委員(2006年〜2018年)、京都市中央卸売市場第二市場運営協議会議長・取引委員会委員長(2006年より)、京都市中央卸売市場第一市場運営協議会議長・青果・水産両取引委員会委員長(2006年より)など

論文・著書

フードシステム論

  • 『改訂 フードシステムと日本農業』(編著)放送大学教育振興会、2022年

  • 「地域圏フードシステムの構築―フランスの地域圏食料プロジェクトから日本のあり方を考える」季刊『農業と経済』2021秋号、2021年、29-45頁

  • 「フランスにおける地域圏食料プロジェクトと地域圏フードシステム-トゥルーズ・メトロポルの事例を踏まえて-」(共著、大住あづさ・上田遥)『フードシステム研究』第28巻第1号、29-45頁、2021年

  • 「フードシステムにおける卸売市場の役割と機能―取引ルールの意味、取引費用の節減、そして未来に向けてー」『立命館食科学研究』Vol.3、213-230頁、2021年

  • 『フードシステムの構造と調整』(フードシステムの未来へ1)(編著)昭和堂、2020年

  • 『フードシステムと日本農業』(編著)放送大学教育振興会、2018年

  • 「フランス、オランダの農業・食品分野の専門職業組織-設立根拠法と組織の役割、職員の専門性」(共著、高鳥毛敏雄・関根佳恵・河村律子・清原昭子)『フードシステム研究』第20巻第4号、2014年、386-403頁

  • 『牛肉のフードシステム-欧米と日本の比較分析-』日本経済評論社、2001年

  • 『変貌するEU牛肉産業』(共著、四方康行・増田佳昭・人見五郎)日本経済評論社、1999年

価格形成論

  • 「フランスEgalim法、EgalimⅡ法にみる生産コストを考慮した価格形成―法にみる仕組み、実施に向けた議論、日本の課題」『フードシステム研究』第30巻2号(杉中 淳・大住 あづさ・吉松 亨と共著) 、37-52頁

  • 「農業の存続とフードシステムにおける公正な価格形成ー生産コストの考慮」『農業と経済』第89巻第1号、2023年冬号、56-71頁

  • 『フードシステムの構造と調整』(フードシステムの未来へ1)(編著)昭和堂、2020年

  • 「フードシステム関係者の共存と市場におけるパワーバランス」『農業と経済』第77巻第1号、2011年1月・2月合併号、75-88頁

  • 「牛乳価格と酪農家の疲弊-大手小売業者の低価格販売と消費者の価格判断」『季刊 [あっと]at』14号、2008年12月、24-35頁

農業の企業形態論

  • 『農業経営の存続、食品の安全』(フードシステムの未来へ2)(編著)昭和堂、2020年
    Diversification and Survival Conditions of Family-run Farming in Japanese Context, The Natural Resource Economics Review, Special Issue, 13-34, 2019

  • 「家族経営」「企業経営」の概念と農業経営の持続条件」『農業と経済』第80巻第8号、5-16頁、2014年

  • 『畜産の企業形態と経営管理』日本経済評論社、1997年

食品安全論

  • 『農業経営の存続、食品の安全』(フードシステムの未来へ2)(編著)昭和堂、2020年

  • 「食品安全のためのリスクの概念とリスク低減の枠組み-リスクアナリシスと行政科学の役割」『農業経済研究』第84巻第2号、62-79頁、2012年

  • 『ガイドライン改訂第2版対応 解説 食品トレーサビリティ』(編著)昭和堂、2010年

  • 『解説 食品トレーサビリティ』(編著)昭和堂、2005年

  • 『食品安全システムの実践理論』(編著)昭和堂、2004年

リスク認知、リスクコミュニケーション論

  • Associated Images of the Health Effects of Radioactive Substances in Food and their Origins: Studies in Japan and France, jointed with Jean-Pierre POULAIN, Haruka UEDA, Mathilde LABEAUT, Laurence TIBERE, Yayoi KITO, Haruyo KUDO, Japanese Journal of Risk Analysis, 29(4), 2020, pp. 273-285

  • Essential Elements for Interactive Risk Communication in the Food Related Emergency; A Model and Experiments on the Health Effects of Radioactive Substances. Edited by Poulain, J. P. and L, Augustin, Risk and Food Safety in China and Japan, Routledge, 2018, pp101-128. 

  • 「市民の水平的議論を基礎にした双方向リスクコミュニケーションモデルとフォーカスグループによる検証-食品を介した放射性物質の健康影響に関する精緻な情報吟味-」(共著、鬼頭弥生・工藤春代・松尾敬子)『フードシステム研究』第21巻第4号、267-286頁、2015年

  • 「食品由来のハザード別にみたリスク知覚構造モデル-SEMによる諸要因の複雑な連結状態の解析-」(共著、鬼頭弥生・細野ひろみ・河村律子・工藤春代・清原昭子)『日本リスク研究学会誌』第21巻第4号、295-306頁、2012年

  • 「食品由来リスクの認知要因の再検討-ラダリング法による国際研究-」(共著、細野ひろみ・河村律子・清原昭子・工藤春代・鬼頭弥生・田中敬子)『農業経済研究』第82巻第4号、230-242頁、2011年

消費者行動論

  • 「食事内容構成における意思決定構造と規範ーラダリング法を併用した半構造化インタビューを用いてー」(共著:大住あづさ・上田遥)『フードシステム研究』第31巻第1号、2-16頁、2024年

  • 『消費者の判断と選択行動』(フードシステムの未来へ3)(編著)昭和堂、2020年

  • 「食品購買時の提示情報量と消費者の選択行動:トレーサビリティ・システムにおける情報提供をめぐって」(共著、佐藤真行)『フードシステム研究』第14巻第3号、13-24頁、2008年

  • 「食品購買における消費者の情報処理プロセスの特質-認知的概念モデルと発話思考プロトコル分析-」(共著、西川朗・三輪さち子)『フードシステム研究』第14巻第1号、15-33頁、2007年

理事 大住あづさ プロフィール

略歴

2010年京都大学農学部卒業、2017年同大学院農学研究科博士課程修了、2019年より鹿児島大学農学部助教。博士(農学)。

専門分野

農業経済学、フードシステム論、地理的表示制度、集団的調整

論文・著書

フードシステム論

  • 「食事内容構成における意思決定構造と規範ーラダリング法を併用した半構造化インタビューを用いてー」(共著:新山陽子・上田遥)『フードシステム研究』第31巻第1号、2-16頁、2024年

  • 「フランスEgalim法、EgalimⅡ法にみる生産コストを考慮した価格形成―法にみる仕組み、実施に向けた議論、日本の課題」『フードシステム研究』第30巻2号(新山陽子・杉中 淳・吉松 亨と共著) 、37-52頁

  • 「農業者の報酬を保護するフランスEGlimⅡ法」『農業と経済』第89巻第1号、2023年冬号、106-114頁

  • 「フランス地域圏食料プロジェクトの方法論ー共同の診断と協議」『農業と経済』2021年秋号、148ー164頁

  • 「フランスにおける地域圏食料プロジェクトと地域圏フードシステム -トゥルーズ・メトロポルの事例を踏まえて-」(共著:新山陽子、上田遥)『フードシステム研究』第28巻第1号、29 – 45頁、2021年

  • 「Quality Coordination in the Localized Food System: The Case of Local Turnips Okabu and the Processed Food Senmaizuke in Japan」『フードシステム研究』第28巻第1号、2-18頁、2018年

  • 「大かぶと千枚漬けのフードシステム-伝統地域産品の供給体制とその課題」(『フードシステムの構造と調整』(フードシステムの未来へ1)昭和堂、2020年、所収)

  • 「大かぶと千枚漬けのフードシステムー基礎条件と4つの副構造の分析を通して」『フードシステム研究』第22巻第3号、181-192頁、2015年

集団的調整

  • 「持続的発展をめざす集団行動はどのように生まれるか―フランス・ピレネーのイェック谷のプロジェクトを事例に―」(共著: Pierre Gasselin)『農業経済研究』第93巻第1号、2021年

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